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相談事例を元にした具体的Ｑ＆Ａ１１７を収録！
Q 再技能実習
日本で鉄工所を営む経営者です。現在, 数名の技能実習生を受け入れていますが, そのうちの1 名が非常に優秀であるため, 正社員として雇用したいと思いますが, このようなケースで許可される可能性はあるのでしょうか?
また, もし可能性が少ない場合には, もう一度技能実習生として呼び寄せることは可能でしょうか?

Q 事業協同組合を通した技能実習生の招へい
当社は沼津市にある水産加工の会社です。従業員は15 名で水産物の加工工場を3 つ持っていますが, 人手不足で困っています。そこで,何とか外国人の技能実習生を呼びたいのですが, どうしたらよいのでしょうか?

Q 高度専門職からの永住権の取得
現在は経営・管理の在留資格1 年です。高度専門職1 号ハへの在留資格変更を考えており, ポイントを満たしていれば5 年, 永住も簡単になるそうですが, 年収を倍にすれば許可になりますか。

Q 翻訳・通訳業務での高度専門職への変更
現在は技術・人文知識・国際業務の在留資格で翻訳・通訳の仕事をしております。高度専門職1 号ロのポイントが80 ポイントを超えているので永住を申請したいのですが可能でしょうか。

Q コロナ禍での国際結婚
以前はお互いの国を行き来していたのですが，コロナ禍でしばらく会えなくなりました。日本人の配偶者等の在留資格があれば，特段の事情により入国ができる可能性があると聞きましたが，結婚をするにも相手の国に行くこともできません。両国で結婚できるようになるまで待つべきでしょうか。

Q 入国時の外国人配偶者の就労
国際結婚をして17 年, アメリカで暮らしておりました。
コロナの影響もあり, 日本で暮らしたいと思うようになりました。夫が日本人の配偶者等の在留資格を取るには日本で仕事がなければならないのでしょうか。

Q 難民申請中の日本人との婚姻
オーバステイで捕まったので嘘の難民認定申請をしてしまいました。
日本人と結婚するのですが, 在留特別許可の可能性はあるのでしょうか。

Q 難民申請者との国際結婚
難民認定申請をして特定活動をもっている彼と結婚しました。日本人の配偶者等の在留資格は得られるでしょうか。


【目次】

第１編　入管法を知るための基礎知識
　第１章　入管法を知るために（基礎知識）～入管法の基本を押さえておこう～

第２編　申請手続の基礎知識
　第１章　上陸手続
　第２章　在留手続（外国人が日本に在留するための手続等）

第３編　在留資格ごとの基準と必要書類
　第１章　就労が認められる在留資格
　第２章　原則として就労が認められない在留資格
　第３章　個別の許可を内容とする在留資格
　第４章　就労活動に制限のない在留資格

第４編　帰化申請を知るために

第５編　入管手続の相談事例　Ｑ＆Ａ
　１　「経営・管理」12 問
　２　「技術・人文知識・国際業務」15 問
　３　「企業内転勤」７問
　４　「興　行」４問
　５　「技　能」９問
　６　「短期滞在」４問
　７　「研修」「技能実習」5 問
　８　「家族滞在」６問
　９　「特定活動」５問
　10　「永住者」13 問
　11 「日本人の配偶者等」13 問
　12　「定住者」４問
　13　「不法滞在と手続（在留特別許可， 上陸特別許可を含む。）」11 問
　14　「帰　化」９問