詳解 相続法 <第2版>
2021(令和3)年4月21日に、民法・不動産登記法等の改正を内容とする法律と相続土地国庫帰属法が、成立しました。
この改正の内容を盛り込み、さらに、2018(平成30)年の相続法改正後に生じた理論および実務の展開を反映させた最新版。
財産法(物権法・債権法)としての「相続法」に、理論重視の角度で迫り、779の細かく場合分けされたCASEでその全体像を詳説。
遺産に属する個別の財産の帰属・承継を物権法・債権法固有の論理と結び付けて捉え直す傾向が強まっているなか、そのアプローチの方法を徹底させ、相続法理論を再構築。
実務にも学習にも役立つスタンダード・テキストです。
【主要目次】
第1章 相続制度
第2章 相続の開始─人の死亡
第3章 相続人
第4章 相続資格の具体的確定
第5章 相続人の不存在
第6章 相続財産の包括承継
第7章 共同相続と遺産共有
第8章 相続分
第9章 遺産分割
第10章 配偶者の居住の権利(配偶者短期居住権・配偶者居住権)
第11章 相続人以外の者による貢献の考慮
第12章 遺言
第13章 遺贈
第14章 遺留分
第15章 相続回復請求権
【事項・判例索引】