改訂5版 建設業法令遵守ガイドライン
(はじめにから抜粋)
「建設業法令遵守ガイドライン」は、元請負人と下請負人との関係に関して、どのような行為が建設業法に違反するかを具体的に示すことにより、法律の不知による法令違反行為を防ぎ、元請負人と下請負人との対等な関係の構築及び公正かつ透明な取引の実現を図ることを目的として平成19年6月に策定され、建設業法や建設工事の下請契約・支払に関する制度の改正等が行われた場合に、随時更新しているものであり、建設企業が法令遵守を進める上で必読の書となっているものです。
本書では、ガイドラインの全文を掲載するとともに、内容の理解がより進むよう、イメージ図や参考となる関連情報を追加しています。また、目次部分を全体のサマリー(要約)とすることで、ガイドラインの概要を短時間で把握できるようにも配慮しました。
違法行為の防止は、建設業に携わる各人が、守るべきルールを知ることから始まります。本書が有意義に活用され、元請負人と下請負人との対等な関係の構築及び公正かつ透明な取引の実現に少しでも役立つことを願っています。