ADRを利用した離婚協議の実務─法制度から調停の技法・手続、事例検討まで─
・ADR法改正でニーズが高まるADR手続の実際を具体的に解説!
・家族法改正(親権・養育費等)の動きやADR法改正でニーズが高まるADR、話し合いで柔軟な解決をめざすそのADRの手続の実際を、編著者が運営する「家族のためのADRセンター」の運用と事例をもとに、具体的に解説した注目の書!
・第1章では法制度と調停技法について概観し、第2章では著者が運営するADRを利用した離婚手続についてオンライン調停を含め詳細に紹介、第3章ではその手続で実際によくある進み方を事例で具体的に示し、第4章では利用者アンケート結果を分析!
・とりわけ第3章「事例を通して体験する離婚ADR」では、実務でよくある事例を夫婦不和の経過→調停の経過→対話形式による「調停の現場の流れ」→ADRポイント!の流れで13の事例を取り上げており、ADR機関にくるさまざまな当事者の事情や感情、調停人の対応の実際とそれによる当事者の反応等についてリアルに理解できる!
・現在すでにADR機関を運営している方はもちろん、弁護士、司法書士、行政書士などADRに興味がある読者がADRを立ち上げる際のバイブル! ADRのファンになる1冊!
【目次】
第1章 ADRの法律と技法
第1節 ADRの法制度
第2節 ADR法の概要とADR利用促進に向けた取組み
第3節 ADRの現場からみた技法の大切さ
第4節 調停技法
第2章 離婚問題とADR
第1節 離婚問題をADRで協議する意義
第2章 ADRを利用した離婚の実際
第3節 ADRを利用した話し合いの特徴
第4節 ODR
第3章 事例を通して体験する離婚ADR
第4章 アンケート結果─ADRを利用して離婚協議を行った当事者の声─
〈付録〉パパとママの離婚講座