渉外戸籍の扉 通則・出生・認知編
● 窓口での届書の審査における記載事項・実質的要件等について、確認漏れがないか、形式的要件が整っているかが一目でわかる。
● 基本のフローチャートに当てはまらない事例についても可能な限り想定し、届書・記載例を網羅的に掲載。初級者のみならず、経験を積んだ担当者にも役立つ構成。
【本書のポイント】
①レアケースなども図で理解できる
②フローチャートから届書例・記載例にたどり着ける
③「疑問の窓」コーナーで日頃の疑問を解消
④表で根拠と法令内容が確認できる
⑤特に在留外国人が多い10か国の法制を掲載
⑥繰り返しの説明で知識が定着する
〈通則編〉
扉を開ける前に~そもそものお話~
I 渉外戸籍とは、いったいどういうものなのか
II 渉外戸籍の届書を審査するとき、これだけは知っておきましょう
第1章 国際私法の扉~国際私法の概要と反致との関係~
I 国際私法とはいったいどんな法律なのか
II 国際私法と反致~どんな関係なのか
第2章 通則法の扉 その1~準拠法を探そう(渉外戸籍全般にかかわること)~
I 通則法を理解するための準備運動
II 準拠法を見つけよう(全般にかかわること)
第3章 通則法の扉 その2~準拠法を探そう(各届出にかかわること)~
I 実親子関係
II 養親子関係
III 夫婦関係と夫婦間の子
IV その他の親族関係等
V 相続・遺言
VI 後見等
〈各論編〉
各届出の扉(実親子関係)フローチャートでわかる届書の審査
~出生と認知の部屋~
第1章 出生の部屋
第1 渉外出生届を審査するときの基本的な事項
I 嫡出親子関係の成立
II 嫡出でない子の親子関係の成立
III 渉外出生届における、日本で生まれた子・外国で生まれた子
IV 届書各欄の記載
V 届出人・届出期間・届出地・添付書類
VI その他
第2 渉外出生の基本のフローチャートと届書例・記載例・解説
I 渉外出生届 日本で生まれた子 基本のフローチャート
II 渉外出生届 外国で生まれた子 基本のフローチャート
IIIの1 日本で生まれた子 届書例・記載例・解説
IIIの2 外国で生まれた子 届書例・記載例・解説
第3 渉外出生の基本のフローチャートに当てはまらない届書例・記載例・解説
I 父未定の子
II 「父未定の子」届書例・記載例・解説
III 前夫との父子関係を否定する裁判確定後にする出生届
第2章 認知の部屋
第1 渉外認知届を審査するときの基本的な事項
I 嫡出でない子の親子関係の成立
II 認知の準拠法・認知の種類・認知の効力
III 届書の審査
IV 届書各欄の記載
V 届出人・届出期間・届出地・添付書類
VI その他
第2 渉外認知の基本のフローチャートと届書例・記載例・解説
I 渉外認知届 (任意認知) 基本のフローチャート
II 届書例・戸籍記載例・解説
第3 渉外認知の基本のフローチャートに当てはまらない届書例・記載例・解説
I 裁判認知等の解説と具体例
II 認知届のレアケース(届書例・記載例・解説)
〈付録〉
(付録1) 通則に関するもの 窓口で役立つ準拠法等の確認におけるチェック表
I 準拠法(全般にかかわること)
II 準拠法(各届出にかかわること)
III 届書の記載等
IV 添付書類
V 在外公館で受理した届書に不備があるため戸籍の記載ができない場合
(付録2) 出生に関するもの 窓口で役立つ渉外出生届出におけるチェック事項の早見表 ~準拠法・「主要10か国」の法制・各欄の記載など~
I 出生に関する準拠法
II 渉外出生届のチェック事項の早見表
III 出生に関する「主要10か国」の法制等
IV 届書各欄の記載
V 届出人・届出期間・届出地・添付書類
(付録3) 認知に関するもの 窓口で役立つ渉外認知届出におけるチェック事項の早見表 ~準拠法・「主要10か国」の法制・各欄の記載など~
I 認知に関する準拠法
II 認知に関する「主要10か国」の法制等
III 認知の審査(図解)
IV 認知届の届書各欄の記載
V 届出人・届出期間・届出地・添付書類