Q&A 若手弁護士からの相談99問 特別編―リーガルリサーチ
【内容】
●リーガルリサーチを包括的に学べる、若手弁護士・法務パーソンの必読書。
●オンラインとオフラインの資料を縦横に使い分けて「回答」にたどり着くまでの道筋をわかりやすく解説。リーガルリサーチにおいてぶつかる悩みに回答。
●法律書サブスクサービスなど最新のツールを活用したリサーチ方法についても解説。
リーガルリサーチの手がかりとなるキーワードを収録!
リスク検知 リスク回避・低減 経営判断原則 芋づる式 答えに対する違和感 更問い 絶版書籍 法律書サブスク 遠隔複写サービス 調査官解説 パブリックコメント 判例データベース お墨付き レファレンスサービス 逆バネ など
【設問抜粋】
Q:適当にインターネットで検索すればそれらしき情報が出てくるのにもかかわらず,なぜ上司や先輩は「それではダメだ, しっかりリーガルリサーチをしなさい」と口を酸っぱくして言うのですか。
Q:まずは適切な「問い」を立てる必要があるとのことですが, どのような「問い」を立てればよいか皆目見当がつきません。どうすればよいでしょうか。
Q:上司・先輩が,「不適切な問いを立てるな, 適切な問いを立てろ」と口を酸っぱくして言います。しかし, 自分の問いが適切か自信がありません。適切な問いかどうかは, どのように判断すればよいのですか。
Q:「条文が分からなければあたりをつければよい」とのことですが, どのように「あたり」をつければよいかが分かりません。あたりをつけるために, 具体的にどうすればよいのですか。
Q:インターネット検索でも, 法律書サブスクでもうまく「あたり」をつけることができないのですが, 他にどのような「あたり」をつける方法がありますか。
Q:条文を起点にして展開するといっても, 具体的にどのようにするか分かりません。どのようにするか, 具体的な方法を教えてください。
Q:国立国会図書館が原則として全ての書籍を所蔵していると聞きました。リーガルリサーチにおいてどのように利用することができますか。
Q:現在調査しているのは重要な論点であるため, 最高裁判例はありますが, それ以外に下級審の判決・決定も多数存在します。下級審の判決・決定も調べなければならないのですか。また, 下級審の判決・決定は, リーガルリサーチにおいてどのような意味があるのですか。
Q:インターネット上の有益な情報の存在を知っていたので, 今回またその情報を検索しようとしたら, なぜか消えてしまっています。どうすればよいでしょうか。
Q:リーガルリサーチにおいて、統計データを活用することはできますか。
Q:リーガルリサーチで答えが全く分からないのですが, 当該法令の所轄官庁に聞いてもよいでしょうか。
Q:立法経緯・改正経緯は, どのように調べればよいでしょうか。